ゲーム動画の録画方法！おすすめソフトも紹介|PC、スマホ

昨今のゲームブームにより、ゲームを楽しむ人たちが増えてきました。それと共に、自分のベストプレーを動画として保存したいと思うようになる人も段々増えています。そのような時、実際にどのようにしてプレーしたゲーム動画を保存したら良いか迷うこともあると思います。

今回は、ゲーム動画を保存するには何をしたらよいか、準備すべきものと手順について解説します。

本記事を読むことで、録画に必要なもの、録画の手順、さらにはスマホゲームの録画方法について知ることができます。

ゲーム動画を録画するには？

ゲーム動画を撮影するためには、ゲーム動画を保存するキャプチャーカードとスクリーンレコーダーを使用する方法があります。

事前に準備するものがありますので、ここではその点について詳しく解説します。

PCでゲーム動画を録画するために事前に準備が必要な機材

ゲーム動画を録画するためには以下の機器類が必要になります。

・ゲーム機用キャプチャーボード

・スクリーンレコーダー（録画ソフトウェア）

・録画用SDカード

・HDMIケーブル

ぞれぞれの機器類について解説します。

ゲーム機用キャプチャーボード

ゲーム機とパソコンを接続し、ゲームプレイの映像を高画質で録画するためのハードウェアです。例えば、ElgatoのGAME Capture HDがこれにあたります。キャプチャーボードは、大まかには外付け型と内蔵型に分けることができます。

外付け型の場合、ケーブルを接続するだけで済みますが転送速度は内蔵型と比べると劣ります。内蔵型の場合、転送速度は申し分ありませんが取り付けに知識が必要なため、パソコンが苦手という方にとっては苦労することでしょう。

このようなキャプチャーボードには、HDMIパススルー機能が搭載されているものが多いため、撮影を行いながらほぼ遅延なく映像を表示することができます。その他、エンコードについてもハードウェアエンコードなのかソフトウェアエンコードなのかによってパソコンへの負荷のかかり方が変わってきます。

スクリーンレコーダー

スクリーンレコーダーは、ゲーム動画を記録するためのソフトウェアのことを言います。CyberLink のPower DirectorやI-O DATAのHD Mix Captureがこれに該当します。ゲーム機用キャプチャーボードを購入すると、たいていの場合スクリーンレコーダーが付属されています。スクリーンレコーダーを自分で決めることもできますので、付属のスクリーンレコーダーが使いにくいという場合は、新たに別のスクリーンレコーダーを入手することもできます。

録画用SDカード

外付け型キャプチャーボードの場合、内蔵型キャプチャボードと違いHDDを持たないものがあります。そのような場合、録画用SDカードが必要になります。例えば、I-O DATAのGV-HDRECというキャプチャーボードを使用する場合、SDカードのClass6以上が推奨されています。ゲームプレイの映像は容量が大きいため高速で書き込みができるSDカードが必要です。Class10のSDカードであれば、GV-HDRECと互換性があります。

HDMIケーブル

XBOXとPCを接続するためにはHDMIケーブルも必要となってきます。こういった付属品の準備を忘れてしまいがちになりますので、きちんと確認するようにしましょう。

このように、ゲーム機用キャプチャーボード、スクリーンレコーダー、録画用SDカード、HDMIケーブルを用意することで、高画質なゲーム動画の録画が可能となります。

スマホでゲーム動画を録画するために事前に準備が必要な機材

一方、スマホでゲーム動画を録画する場合には、基本的に以下のものが必要となります。

・スマホ本体

・録画用アプリ

・SDカード

スマホ本体

スマホ本体上でゲームを操作するため、必然的に必要になってきます。

録画アプリ

基本的にはスマホ用の録画アプリがあれば十分です。特にキャプチャーカードなどは必要としません。この点は扱いやすくシンプルであると言えるでしょう。

録画用SDカード

撮影した動画を保存するためのSDカードが必要となります。内蔵ハードディスクに保存しても良いのですが、すぐに容量不足となってしまうため、できれば動画保存用のSDカードは準備しておきたい所です。

このようにスマホに関して言えば、割と楽にゲーム動画を録画することが可能です。

PCでゲーム動画を録画する方法

具体的にどのようにしてゲーム動画を保存していったらよいのか、ほんの一部のソフトウェアとなりますがここではその手順について詳しく解説していきたいと思います。

Screen Recorder

大手動画処理ソフトウェア開発会社Cyberlink社が提供しているスクリーンレコーダーです。画像処理に特化しているだけあって、動画の録画機能以外の機能も充実しています。

ゲームを録画しながらスクリーンレコーダーを起動するとパソコンへの負荷が高くなってしまうのですが、Screen Recorderはハードリソースの自動調節を行ってくれます。その他、動画のキャプチャー範囲の指定、解像度やフレームレートなどの調整も可能となっています。

有料とはなってしまいますが、動画を撮影する際には選択肢の一つに加えておきたいソフトです。

操作手順は以下の通りとなります。

1.XBOXとPCをキャプチャーカードなどで接続します。

2.PowerDirectoreを起動し、Screen Recorderを選択します。

その後、デバイスをクリックして接続したキャプチャカードを選択します。

3.録画タブを選択し、解像度、フレームレートを設定します

解像度は1080pを選択します。フレームレートは60fpsに設定するのが一般的です。

4.ドロップダウンメニューから接続したWebカメラを設定します。

マイクについては、マイクボタンをクリックしてデバイスや音量を調節します。ただし、実況をしないのであればこの手順は不要です。

5.オーバーレイボタンをクリックし、オーバーレイタブでファイルや表示や位置を調節します。

ゲームをしながら実況するのでなければこの設定は不要です。

6.[REC]ボタンをクリックして、XBOXのゲーム動画を録画します。

7.[停止]ボタンをクリックして、録画した動画を保存します

Wondershare Demo Creator

Filmora社が提供している動画録画のためのソフトウェアです。

録画専門のソフトウェアだけあって操作はシンプルです。動画編集ソフトを提供しているFilmora社だけあって画質は綺麗でハイクオリティな撮影を行うことができます。

手順は以下の通りとなります。

1.XBOXとPCをキャプチャーカードなどで接続します。

2.PCでWondershare Demo Creatorを起動します。

3.Wondershare DemoCreatorを起動して[キャプチャー]を選択します。

キャプチャーを選択し、設定を選択することで各種設定値の変更をすることができます。

画面タブでは画面全体を録画するのか領域を指定して録画するのか設定することができます。

フレームレート（15fps～120fps）の設定も可能です。

4. Webカメラの設定を行います。解像度（720p～1080p）とフレームレートを選択できます。

ただし、実況で自分の姿を映す必要が無ければこの設定は不要です。

5.その他詳細設定（ファイルの保存場所、GPUアクセラレータの有効か、ホットキーの使用設定）を行います。

6.[キャプチャーを開始]ボタンをクリックして、XBOXのゲーム動画を録画します。

7.[停止]ボタンを押して録画を終了します。

スマホゲームを録画する方法

スマホでゲームを録画する場合、iPhoneとAndroidによって違いがあります。その点について解説します。

iPhoneの場合

本体の録画機能を使う

本体にある画面録画機能を使うことができます。

手順は以下の通りとなります。

1.コントロールセンターを開いて、収録ボタンを長押しします。

2.マイクのオンオフを選択して、録画を開始します。

3.録画を終了するには、赤いバーをタップして停止します。

ApowerREC

シンプルで操作がしやすいiPhone用の動画録画アプリです。

手順は以下の通りとなります。

1.ApowerRECをダウンロードしてインストールした後、起動します。

2.コントロールセンターに画面収録ボタンを追加します。

3.ゲームの録画を開始します。

コントロールセンターの[収録]ボタンを長押しします。

長押しすることでApowerRECを選択できるようになります。

4.ApowerRECを選択した後、[ブロードキャストを開始]を選択します。

5.録画を終了させるには、画面上部の赤い部分をタップします。

Androidの場合

Google Play Games

Android用のゲームアプリですが、動画記録機能も付いています。開発元がAndroidを開発したGoogleだけあって親和性が高く、使い勝手が良い点が特徴です。

手順は以下の通りです。

1.Google Play Gamesをダウンロードしてインストールした後、起動します。

2.[マイゲーム]から録画したいゲームを選択します。

3ゲームの詳細ページの上部にある録画アイコンをタップします。

4.画質設定を選択して[次へ]をタップします。

5.「開始」をタップしてゲームを開きます。

6.[録画を開始]アイコンをタップして[●]で録画を開始します。

7.録画を停止する場合には、バルーンを画面中央のアイコン上にドラッグします。

AZスクリーンレコーダー

シンプルな作りで操作しやすいレコーダーです。Androidバージョン5.0以降に対応しています。

編集が自由にできるのも特徴的で、字幕を入れたり文字を入れたりすることができます。

手順は以下の通りとなります。

1.AZスクリーンレコーダーをダウンロードしてインストールした後、起動します。

2.画面上に表示されるビデオアイコンをタップします。

3.ゲームの録画を開始する。

[今すぐ開始]ボタンをタップします。3秒後に録画が始まります。

4. ゲーム録画を終了する。

画面隅に表示されているアイコンをタップし、[停止ボタン]をタップします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

XBOXのゲーム動画を録画する方法としては、キャプチャーカードとスクリーンレコーダーを使用する必要があることがわかりました。

必要な機材は以下の通りです。

・ゲーム機用キャプチャーボード

・スクリーンレコーダー（録画ソフトウェア）

・録画用SDカード

・HDMIケーブル

キャプチャーボードも外付け型、内蔵型とあり、それぞれメリット、デメリットがあります。手軽に録画をしたいのであれば外付け型を選択する方が良いですし、画質にこだわりたければ内蔵型を選ぶようにしましょう。

スクリーンレコーダーについても単に撮影をしたいのか、綺麗な画質にこだわるのかによって選択するソフトウェアが変わってきます。今回ご紹介した以外にも様々なスクリーンレコーダーがあります。自分の好みに合ったものを選択するようにしましょう。録画に特化したソフトウェアが多いので、操作がシンプルでわかりやすいというメリットがあります。

さらに、スマホゲームに関しても動画を撮影することが可能です。iPhoneかAndroidかによって違いはありますが、動画記録アプリを上手く活用して動画を記録するようにしましょう。

最高のゲームライフにするためにも、ゲーム動画の撮影にもこだわりを持ちたいものです。