Google MeetはGoogle社が提供している会議ツールで、セキュリティの高さから社内会議でも使用されています。meetを開始するにはGoogleアカウントを所持している事が基本ですが、プライバシーの観点からアカウントを持っていない人も多いでしょう。今回はアカウントを持っていない状態でGoogle Meetに参加するにはどうすれば良いのかについて解説します。

アカウントなしでGoogle Meetに参加するための条件

アカウントなしでGoogle Meetに参加するための条件

結論から先に言ってしまうと、【主催者側は有料プランが必須】【参加者側は招待を受ける】事が条件です。では、具体的にはどのような条件なのかについて見ていきましょう。

・主催者側が有料プランに加入していること

主催者側がGoogleアカウントだけを持っている状態でGoogle meetを利用している場合、参加者側もアカウントが無いと会議に入れません。仮に主催者が共有したURLをクリックしても、直前にログインを求められます。そのため、アカウントを持っていない場合は主催者側が有料プランであるGoogleWorkSpaceに加入しているかを確認しておく必要があります。

GoogleWorkSpaceは試用期間として14日間無料で利用できますが、それ以降は月額680円〜のプランに加入しなければなりません。もし一回限りの会議であれば問題ありませんが、今後も定期的に会議をするなら有料プランへの切り替えも検討しましょう。

・参加者側が招待を受けて参加していること

参加者がGoogleアカウントを持っていない場合、カレンダー招待や事前に共有URL又は会議コードを貰ってゲストとして会議に入る流れになります。以前まではパソコン限定の機能でしたが、2024年1月17日のアップデートにてスマホやタブレットなどのモバイルでも利用できるようになりました。

参加する場合はノックを主催者に承認されている必要があるため、予め報告しておくとスムーズに入室できます。

アカウントなしでGoogle Meetを参加する方法

アカウントなしでGoogle Meetを参加する方法

前項で参加者側は主催者のアカウントや招待次第でアカウント無しでの会議が可能である事を解説しました。次は具体的にはどのようにして参加するのかについて見ていきましょう。

・主催者側

大前提として、参加者がGoogleアカウントを持っていない場合は主催者側がGoogleアカウントが必須なGoogleWorkSpaceに加入している必要があります。この事から、主催者は必ずアカウントを所持していないといけません。

主催者側はGoogle Meetにゲストが会議に入室できるかどうかを設定できる半面、自分がアカウントを持たない状態で会議を主催する事が出来ないという訳です。アカウント自体は無料で取得できる他、有料プランも試用期間があるため、ぜひ活用してみましょう。

・参加者側

参加者は主催者の招待を受ける事でアカウントの有無に関わらず会議に参加できるようになります。先述した通り、PCでもモバイルでも同様に可能です。ただし、主催者がGoogleWorkSpaceに加入している事が条件であるため、事前に確認を取っておきましょう。

具体的にはカレンダー招待、共有されたURLをクリックしてグループに入る、meetで会議コードを入力するなどで会議に参加できます。また、承認されていない場合はノックする事で主催者側に通知が入り、承認されると入室できます。

Google Meetの有料プランについて

Google Meetの有料プランは、正確にはGoogle Workspaceといいます。このソフトはグループウェアと呼ばれるツールで、プランに応じて業務用のメールアドレスを取得できたり、組織内で共有できるストレージプールが使えるようになります。Google Meetの機能を拡張させるのも、このGoogle Workspaceの特典の一つという事ですね。

Google Meetの有料プラン

プランは組織の規模によって月額680円〜から選べます。

まとめ

アカウントなしでGoogle Meetに参加するには、以下の条件が必要です:

・主催者は有料アカウントを所持していないといけない

・参加者は招待を受けないといけない

特に主催者側は料金が発生する都合上、ややハードルが高いです。もし今後も利用するのであれば、グループの人数に合わせたプランを選択しましょう。