コロナ禍で急速に普及したWeb会議ですが、本支店間での会議や、国内/海外出張での報告連絡等にも大変有用なツールです。ただ、会議後に言った・言わないでトラブルになることを防いだり、後で議事録を作成しようとして内容を聞きそびれることを防いだりするためにも、ぜひ会議録音をしておいた方がよいでしょう。
ここでは、Zoom、Teams、Google Meet及びWebexでWebミーティングを行う際、会議を録音する方法についてご説明します。
1.1 ZoomでWeb会議を録音する方法
対応デバイス:
PC:Windows (バージョン5.9.0以降)、Mac (macOS X と macOS 10.9 以降)、
スマートフォン:Android、iPhone ( iOS 13.0以降)
ZoomでWeb会議を録音する場合、画面下中央にある「レコーディング」ボタンを押すと、録音されます。
ホスト側であれば有料プランでクラウド保存かローカル保存かを選択することもできますが、参加者側の場合は、たとえホストが有料プランに加入していても、ローカルに保存されます。
レコーディングを中止するか、ミーティングを終了すると、自動的に会議録音のデータが作成されます。
録音データは、ドキュメントフォルダに保存されます。
注意点:
ホスト側であればすぐに会議録音が始まりますが、参加者側が会議録音を行う際は、ホストのミーティングを録音することへの許可が必要ですので、青色の「リクエストを送信」ボタンを押し、ホストの許可を求めてください。
無料プランの場合、40分で会議が終了してしまうので注意してください。会議を途中で切り上げるか、再度会議を始めるなどの対応が必要です。
1.2 TeamsでWeb会議を録音する方法
対応デバイス:
PC:Windows(11、10、8.1、Server 2019、Server 2016、Server 2012)、Mac、
スマートフォン:Android、iPhone ( iPhone 7以降)
画面右上の「その他」から、レコーディングを開始します。
メニューの「その他の操作」(…となっているボタン)から、「レコーディングを開始」をクリックすると、録画が始まります。録音データも同時に保存されます。
停止したいときは、同ボタンが「レコーディングを停止」となるので、クリックします。ミーティングを終了したときも、自動的にレコーディングは停止されます。
注意点:
Microsoft 365の有料プランを利用していることが条件です。無料版では「レコーディングを開始」が表示されません。
Teams 会議の記録は、 MicrosoftのOneDriveに保存されますが、有効期限があり、有効期限を過ぎると削除されてしまうことに注意してください。
1.3 Google MeetでWeb会議を録音する方法
対応デバイス:
PC:Windows、Mac
スマートフォン:Android、iPhone
右下の△□〇 アイコンをクリックし、「録画」ボタン(オンデマンド視聴時に会議を録画します) をクリックします。録音データも同時に保存されます。
注意点:
Web会議の参加者全員の同意が必要であることに注意してください。録音データは、Googleドライブに保存され、またGメールにも録音データが送付されます。ただし録音機能を使用できるのは、有料プランに入っている場合のみです。無料プランの場合、「録画機能はご利用いただけません」と表示されます。
1.4webexでWeb会議を録音する方法
対応デバイス:
PC:Windows(10以降、Server 2016以降)、Mac(OS 10.5以降)、
スマートフォン:Android(10以降)、iPhone ( iOS 16以降)
ミーティング画面での下中央にある「録画」アイコンをクリックします。録音データも同時に保存されます。
注意点:
有料プランでは、「クラウドに録画」ボタンが表示され、クラウドに保存することができますが、無料プランの保存先はローカルのみです。また、無料プランの初期設定では、録音データはローカルのビデオフォルダに保存されます。
まとめ
在宅勤務時での会議や、出張時の報告・連絡などに、web会議の録画や録音はすごくやくに立てます。
また、どのWeb会議の録音データも、容量が大きいので、各種クラウドに保存することをお勧めします。
議事録を作成する際は、記憶の新しいうちに録音データを見ながら作成するとよいでしょう。
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