PCで長時間のゲーム配信、試合、生放送の番組を画面録画する時は、長時間の画面録画をサポートする録画ツールが必要です。ここでは、長時間録画に対応する録画ツールを5つご紹介します。
Part1.PCを長時間で画面録画するツール5選
1.iTop Screen Recorder : 高画質、長時間録画対応
対応OS:Windows10、11、8、7
まずは、高画質かつ安定性の高いPC画面録画ソフト、iTop Screen Recorderをご紹介します。この録画ソフトでは、録画の時間制限というものはありません。製品版の場合、パソコンの空き容量が十分であれば、24時間の長時間録画も余裕でいけます。そして、録画の範囲、音声、画質を設定することもできます。全画面録画、選択した部分を録画、1080Pで録画、4Kで録画、すべては自分の好みで変更できます。
そのほか、ウェブカメラを収録することもできますので、ZOOM会議を録画する時にも役に立てます。
iTop Screen Recorder経由でPCを長時間で画面録画する手順を紹介する前に、まずはiTop Screen Recorderをお使いのパソコンにダウンロードしましょう。
Step1:iTop Screen Recorderを立ち上げます。すると、以下のような画面が表示されます。
Step2:必要に応じて、録画したい範囲を選択したら、スピーカーとマイク、マオスなどの設定も行ってください。
TIPS
動画の画質、保存形式などを変更したい場合は、左上にある三本線のアイコンをクリックして、設定に入って変更できます。
Step3:収録設定を完了したら、赤い「REC」ボタンをクリックすると、PC画面の録画が始まります。(また、「Ctrl+F9」キーを同時に押すことで画面キャプチャを開始・停止できます。」
この録画ソフトは安定していますので、基本的に自ら録画プロセスを閉じない限り、録画は続きますので、長時間録画は余裕です。興味のある方は、ぜひ使ってみてください。
2.「最大4時間」Windows10ゲームバーで長時間録画
対応OS:Windows10、11
Windows10とそれ以降パソコンでは、ゲームバーという機能が内蔵されています。この無料ツールなら、最大4時間の動画を録画できます。プログラムの起動も簡単で、Windows+Gを同時に押せばゲームバーを呼び起こせます。
メリットはPCに別のソフトをインストールせずに最大4時間の画面録画を行うことができます。
デメリットはこのツールの録画機能は全画面録画のみ、そしてデスクトップを録画できません。もしデスクトップに切り替えてしまうと、画面録画は即終了されます。
ゲームバーでPCの長時間画面録画を行う手順:
➀録画の最大時間を変更。
ゲームバーはデフォルトで2時間の録画ができます。4時間の長時間を録画したい場合は、Windowsの「設定」に入って最大録画時間を変更する必要があります。
やり方:スタートメニューをクリック、「設定」>「ゲーム」>「キャプチャ」の順にクリック、記録の最大長を「4時間」に変更します。
➁録画を開始、停止
「Win+G」を押し、「キャプチャ」のアイコンをクリックすると、キャプチャウィンドウが展開されます。
「●」アイコンをクリックすると、録画は開始されます。「Win+Alt+R」を押し、画面収録を停止できます。
3.OBSでPCを長時間画面録画する方法
対応OS:Windows10、11,macOS 10.15 以降
OBS Studioはオーペンソースで、無料で使えるアプリです。主に配信用に人に知られているOBS Studioですが、実は画面キャプチャ機能も搭載しています。このツールで、無料でPCの画面を長時間録画できます。ただ、OBS Studioの録画範囲は全画面が対象となっています、そして細かい録画の設定は少し面倒ですので、パソコン初心者にとって少し理解しにくいです。
4.BandicamでPC画面を長時間で録画
対応OS:Windows10、11、8、7
Bandicamは知名度の高い録画ソフトの一つで、その製品版は長時間でパソコンを画面録画できます。
もちろん、全画面録画、選択した部分だけを録画などの設定も自由で、使いやすい録画ソフトではあります。
5.「Mac長時間録画」Quick Time Player
対応OS:macOS
Macパソコンでは、Quick Time Playerという高性能のアプリが内蔵されております。無料でMacパソコンを長時間に録画できます。
ただ、Quick Time Playerは、デフォルトでMacの音声と環境音を共に収録する設定となります。内部音声だけを収録したい場合は、Soundflowerなどの仮想音声装置を追加する必要があります。詳しいやり方はこちらのMacを音声付きで録画する方法という記事でご確認ください。
Part2.パソコン画面の長時間録画に影響する3つの要素
「ハードディスクの容量、画質、そして録画ツールの安定性などは、長時間の画面録画が可能かどうかに影響を与える要因です。
ハードディスクの容量
これが一番大事なポイントです。もしパソコンの空き容量が足りないでしたら、どれほど優秀な録画ソフトを使っても長時間録画できません。そのため、録画の前に、まずはパソコンの空き容量が十分であるかを確認してください。
録画の画質
今では、4K画質の動画が流行っています。しかし、同じ長さの動画を録画する場合、動画の画質が高くなると、動画のサイズも大きくなります。
普通の場合、フルHD1080/60fpsの動画は、1分で約0.4GB、1時間で約26GB。4K/30fps(フレーム)1分で約0.7GB、1時間で約43GB。(データ参考元:outdoor-coffee)
実際、1080P/60fpsの動画と4K/30fps画質の動画をスマホやPCなどの小さい画面で再生すると、そんな大きな差別がありません。
ハードディスクの容量に余裕がある方であれば、最高の画質で動画をキャプチャするのは特に問題ありません。しかし、自分のハードディスクの容量がそんなに余裕がない方は、4Kではなく1080Pで録画するほうが、長時間録画するためのポイントと考えられます。
録画ツールの安定性
PCを長時間で画面録画するため、録画ツールの安定性も重要なポイントです。安定性の低いツールを利用する場合、録画ソフトが途中で止まってしまうことがあります。パソコンを長時間録画するには、できるだけ安定性の高い録画ソフトを利用するのがおすすめです。
Part3.よくある質問:画面録画の最大時間は?
長時間画面録画を行う際に、最大録画時間が気になりますよね。
ゲームバーを利用する場合、最大録画時間は4時間です。
市販の録画ソフトを利用する場合、それらの無料お試し版は基本的に無料での最大録画時間は10分間です。なお、製品版を利用する場合、最大録画時間の制限はなくなります。
まとめ
現在、私たちの生活や仕事の中で画面録画機能を利用する場合が増え、録画ソフトは既に日常における不可欠なソフトウェアの1つになりました。長時間でPCの画面を録画したい時は、まずは自分のハードディスクに十分な空き容量を確保する必要があります。そして、この記事を参照して安定性の高い録画ソフトを選んででください。
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