Windows10/11 に内蔵されたキャプチャソフト「Game Bar」で画面録画ができないことに困っていますか?
「Windows+G」キーを押すことでゲームバーのキャプチャモードを呼び出せます。その便利さで多くのWindowsユーザーに幅広く利用されています。
しかし、時には何らかのエラーでゲームバーが起動しない、起動しても録画できないことがあります。
ここでWindows10/11のパソコンでゲームバーが画面録画できない原因とその対処法を解説します。
ゲームバーが画面録画できない症状は?
ゲームバーが録画できないことは、さまざまケースがあります。次に、よく現れるケースを挙げます:
1)ゲームバーでエラーメッセージが表示される
2)ゲームバーが表示されない・反応しない
3)ゲームバーが正常に動作しない
4)1回、2回後に録画できなくなっている
5)録画した動画は画面が真っ黒になる
6)1つの画面しか録画できない
7.同一画面にいるのに録画が突然完了した
これらの問題に遭遇した場合は、まずは問題の発生原因を特定し、適切な解決策を探すことが重要です。続きまして、これらの対処法を詳しく説明します。
ゲームバーで画面録画ができないときの原因と対処法
1:ゲームバーでエラーメッセージが表示される
エラー:「このPCはクリップ録画に必要な条件を満たしていません」
原因:PCのハードウェア要件に満たしていない
WindowsPCのゲームバー機能を使うために、パソコンのハードウェアが一定の要件を満たす必要があります。そうでない場合は、このエラーを引き起こし、画面が録画できなくなります。
対策1:ハードウェアが必要な条件を満たしていないなら、ほかの高スペックPCを使用することで解決できます。
対策2:低スペックのPCに対応の録画ソフトを利用します。
エラー:「録画が動作していません エラー:0x8323619」が表示される
原因:ゲームバーを起動できるはずだが、録画開始ボタンを押すと、「録画が動作していません エラー:0x8323619」ということにあったことはあるのでしょうか?この問題が起きた原因は、ストレージが不足になっているからです。
対策1:ゲームバーのキャプチャフォルダの保存先をほかのドライブに変更する
>>保存先の変更方法:「Windows+G」でゲームバーを起動し、「キャプチャ」のウィンドウで「キャプチャを表示する」をクリックし、次のウィンドウの左上にある「フォルダ」のアイコンをクリックすると、ゲームバーでキャプチャした動画の保存先を確認できます。その「Captures」フォルダをほかのドライブに移動すれば保存先は変更されます。
対策2:現在の保存先のドライブ容量を増やす
エラー:「現在、録画できません。しばらくプレイしてからもう一度お試しください」
原因:ただしばらくWindowsの画面録画ができない可能性があります。
対策1:ゲームバーとパソコンを再起動します。
対策2:ハイパーネーション機能を無効にします。
2:ゲームバーが表示されない・反応しない
原因1:ゲームバー機能が無効になっています。またはWindowsキーがゲームによって無効になっているかもしれません。
対策1:ゲームバーが無効になっている場合、スタートメニューをクリックし、「設定」に入ります。「ゲーム」>「Game Bar」にアクセスします。Game Barがオフになっている場合、それをオンにしてください。
対策2:Windowsキーが無効になっているいる原因は、お使いのキーボードにWindowsキーがない、或いは壊れた可能性があります、他のホットキーに変更して再度試してください。
>>ホットキーの変更方法:「設定」>「ゲーム」>「Game Bar」に行きます。「キーボードショートカット」でほかのホットキーを設定したら、「保存」をクリックします。
原因3:Xbox Game Barのアプリ・データ設定に問題がある
対策1:Xbox Game Barを修復、リセットします。その後、ゲームを起動して問題が解決されたかどうかを確認します。
対策2:Xboxを再インストールします。
3:Xbox Game Barが正常に動作しない
原因1:メディア機能パック(Media Feature Pack)が足りない
対策:Windows Media Feature Packを手動でインストールします。
原因2:Game DVRのポリシー、レジストリに問題が起きる
対策:グループポリシー/レジストリでGame DVRを有効に設定します。
4:1回、2回後に録画できなくなっている
原因:ゲームバーの録画が正しく終了しないため、一時の機能バグになっている
対策1:ゲームバーを強制終了してから再起動します。
>>強制終了のやり方:キーボードで「Ctrl」+「Shift」+「Esc」を同時に押して「タスクマネージャー」を表示します。「詳細」で実行中のプロセスから「bcastdvr.exe」をクリックし、右下の「タスクの終了」をクリックしてこのプログラムを終わらせてから、ゲームバーを再起動します。
対策2:パソコンを再起動します。
対策3:パソコンの休止状態(ハイパーネーション)機能を無効にします。
関連記事:簡単!Windows10のボイスレコーダーで録音する仕方
5:Windows10で録画した動画は画面が真っ黒になる
原因:コンテンツ保護・ビデオアクセラレーション機能の利用・動画再生用のデコーダーなし
対策1:黒い画面に対策した録画ソフト:iTop Screen Recorderを利用します。
対策2:ハードウェアアクセラレーション機能を無効にします。
対策3:再生ソフトを変更します。
6:1つの画面しか録画できない
原因:ゲームバーの録画は「ウィンドウ/アプリ」ごとに分けられています。なので、もし[アプリA]の画面でゲームバー録画機能を起動したら、途中で「アプリB」の画面に切り替えたとしても、「アプリB」は録画されません。
対策:別の画面を録画したい時は、今実行中の録画をオフにして、新規の画面キャプチャを開始してください。
7.同一画面にいるのに録画が突然完了した
原因:ウィンドウのサイズが変わった可能性があります。ゲームバーで録画する時、ウィンドウのサイズが全画面からデフォルトになった時、デフォルトサイズのウィンドウを全画面表示にしたら、画面キャプチャも完了されます。
対策:録画を実行する時に、できるだけウィンドウのサイズを変更しないようにしてください。
上記の方法を試してもXbox Game Barで録画できない時の代替案
上記の内容をまとめすると、Xbox Game Barを録画できない原因は主に以下になります。
ハードウェア要件に満たない
ゲームバー機能が無効になっている
ゲームをフルスクリーンモードで起動している
Windows 10を全画面で画面録画できない
Windowsキーがゲームによって無効になっている
Xbox Game Barのアプリ・設定に問題がある
Media Feature Packがインストールされていない
Game DVRのポリシー、レジストリに問題が起きる
ストレージが不足している
ゲームが録画機能を制限している
……
上記の対処法を一つずつ試しても、Windowsのゲームバー 画面録画ができない問題を解決しない場合は、高機能のPC画面録画ソフトiTop Screen Recorderをお勧めします。ワンクリックで高画質でWindowsパソコンを画面録画できます。使いやすいし、録画する範囲も指定できます。
iTop Screen Recorderの特徴:
多くなキャプチャーオプション、「全画面録画、ウィンドウ録画、指定アプリ/ゲーム録画」でPC上のすべての操作を録画可能
必要に応じて、フレームレート、ビットレートやエクスポート形式(12種類)を選択可能
操作は簡単、1クリックで録画開始
編集機能付き
予約録画
iTop Screen Recorderを使ってWindowsPCの画面を録画しましょう。
iTop Screen Recorderをインストールして起動します。設定を調整し、録画したい画面を表示し、「REC」をクリックし、Windows10・11の画面録画が始まります。ツールバーにある赤く四角いボタンをクリックすれば、録画が終了します。
まとめ
上記では、Xbox Game Barで画面録画ができない7つ症状、その原因と対処法を別々に解説しました。
ゲームバーの画面録画機能は使いやすいですが、時々録画できないエラーが起こりです。問題が起きたら、解決するのにずいぶん時間かかりますので、やや面倒くさいですね。また、すべての方法を試しても解決していない場合もあります。
そういう場合、PC画面録画ソフトiTop Screen Recorderを試してみましょう。
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