本記事では、Microsoft公式が紹介しているPowerPointの録音方法に加え、「iTop Screen Recorder」というソフトを使った録音方法についてわかりやすく説明しています。

「PowerPointって本当に録音できるのだろうか?」

「PowerPointで音声を録音する手段が知りたい!」

このような悩みや疑問を抱えていないでしょうか?

本記事では、Microsoftが公式に出している録音方法やソフトを利用した録音方法について紹介します。

この記事を読めば、PowerPointの確実な録音方法がわかるので、明日からの業務でもすぐに使えるでしょう。

目次 [隠す]

PowerPoint公式の録音方法

ここでは、Microsoftが公式に出しているPowerPointの録音方法について解説します。

録音をする前に設定からマイクの確認をしましょう。

「スタート」→「設定」→「システム」→「サウンド」の順番にクリックし、入力するデバイスが登録されていることを確認してください。

録音方法は大きく分けて2つ存在します。

スライド編集中に録音する

    1.上の「挿入」→「オーディオ」→「オーディオの録音」を順番にクリックしてください。

「オーディオの録音」をクリック

2.「サウンドの録音」というパネルが開いたら、任意で名前の欄を編集し、赤い丸ボタンを押下することで録音が開始されます。

赤い丸ボタンを押す

3.マイクに向かって発音し終わったら、真ん中にあるボタンを押下すると録音が停止されます。

録音を停止

4. 1番左にある緑色の三角ボタンを押下することで、音声のチェックが可能です。音声に問題がなければOKボタンを押してください。

緑色の三角ボタンを押す

5. 録音がスピーカーアイコンとして表示されます。アイコンを選択することで、録音の再生や音量調整、削除が可能です。

録音を調整

6. デバイスに保存したい場合は、スピーカーアイコンを右クリックして「メディアに名前をつけて保存」を選択します。

「メディアに名前をつけて保存」をクリック

スライドショーを動かしながら録音する

1.ツールバーにある「スライドショー」→「録画」→「先頭から」を順番に選択します。

「スライドショー」で録音する方法

2. 画面上側にあるマイクのアイコンがオンになっていることを確認し、赤い丸ボタンを押下すると録音が開始します。

赤い丸ボタンを押す

3. マイクに音を入れながら、スライド上に線を描いたり、左下にある三角ボタンを押下することでスライドを前後させることも可能です。

三角アイコンをクリックしてスライドを動かす

4. すべて完了後、画面左上の停止ボタンを押下することで録音が停止されます。

録音を停止

5. 画面を閉じると、録音データがスピーカーアイコンとして各スライドの右下に表示されます。

録音データがスライドに表示される

6. デバイスに保存したい場合は、スピーカーアイコンを右クリックして「メディアに名前をつけて保存」を選択しましょう。

「メディアに名前をつけて保存」を選択

スペック情報


録音できる時間 制限なし(ファイルサイズやPCの性能に依存)
録音できるもの マイク音
対応するOS Windows、mac OS
デバイスへの保存 可能

ソフトをダウンロードする必要がなく、操作も簡単なので手軽に録音できました。

会議やプレゼンテーションで、事前にナレーションを作りたいときに録音しておくと、非常に便利でしょう。

ただし、パソコン内のシステム音は拾えないので、会議やプレゼンテーションの様子を録音したい場合は、別の録音ツールを使う必要があります。

「iTop Screen Recorder」を使用してPowerPointで音声を録音する方法

PowerPointの録音には「iTop Screen Recorder」の使用をおすすめします。

このソフトはPC用画面録画ソフトで、画面録画以外にも録音や動画圧縮、ノイズ除去など便利な機能が多数搭載されています。

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ここからは、iTop Screen Recorderを使用したPowerPointの録音手順について紹介します。

    1.ダウンロードしたソフトを立ち上げ、画面左側にある「収録」を選択します。

「収録」を選択

2. 「音声のみ」のタブを選択し、自分の声を録音したい場合はマイクをオンにして、パソコンのシステム音も録音したい場合は、スピーカーをオンにしてください。

録音機能に入る

3. 赤い「RECボタン」を押下すると録音が開始され、右下にパネルが開かれます。赤いボタンを押下することで録音の停止が可能です。

録音を停止する

4. 「ファイル」の中で「オーディオ」タブを選択すると、録音した音声データの確認ができます。

録音した音声データを確認

5. 右上にある右から3番目の「ファイルマーク」を押下すると、デバイスに保存された場所を確認できます。

保存先へアクセス

スペック情報

録音できる時間 制限なし(ファイルサイズやPCの性能に依存)
録音できるもの マイク音、システム音
対応するOS Windows
デバイスへの保存 可能

ソフトを使用するためにダウンロードする手間はありますが、操作は簡単で使いやすかったです。

音質も通話時と同じレベルなので、業務でも十分に活用できるでしょう。

録音以外にも、画面録画や動画圧縮、ノイズ除去も行えるので、自分の用途に合わせて活用できます。

まとめ

ここまでPowerPointで音声を録音する手段として、公式の録音方法とソフトを使用した録音方法について解説しました。

複雑な手順はないので、ぜひ今回紹介した録音手順を実践してみてください。