最近では、PCでオンライン授業のコースやプレゼン動画を録画する際、自分の動きと声も一緒に録画するケースが増えています。その場合、Webカメラの映像を画面録画できるソフトが必要なツールとなっています。
この記事では、簡単にWebカメラの映像をキャプチャ、録画できるソフトを紹介します。一緒に見てみましょう。
1.Windows10内蔵のWebカメラ録画ツール
まず、Windows10パソコン内蔵のWebカメラ録画ツール「カメラ」アプリを紹介します。このツールは完全に無料で利用できますので、Webカメラの録画品質に拘りがない方におすすめです。
特徴
✓ Webカメラの映像全体をキャプチャして、録画できる
✓ デフォルトでマイクの音声(環境音)もキャプチャし、録音できる
✓ 録画したWebカメラの動画はMP4として保存されている
✓ 最大 3 時間の動画を撮影できる
デメリット
× パソコンの画面とWebカメラを一緒に録画することができない
× Webカメラの背景をぼかすことができない
× 仮想背景に差し替えることができない
× パソコンのシステム音声をキャプチャできない
× Windows10以降のパソコンのみが利用できる
機能は十分に備わっているわけではありませんが、最大のメリットは完全に無料で利用できることです。
自己紹介動画などを録画したい場合は、このアプリを利用してみるのもいいだろう。
では、Windows10内蔵のカメラツールでWebカメラの映像をキャプチャする方法を紹介します。
ステップ1、Webカメラをパソコンに接続します。
ステップ2、Windows10/11の検索バーで「カメラ」を入力します。「カメラ」アプリのアイコンが表示されたら、「開く」をクリックしてください。
ステップ3、Webカメラが正しく接続されている場合、映像は画面上に表示されます。「ビデオを撮影」のアイコンをクリックすると、Webカメラの映像を録画し始めることができます。
ステップ4、録画を停止したい時は、赤いボタンをクリックしてください。すると、録画した動画は右下のカメラロールに表示されます。
右下の「カメラロール」で動画を確認できます。右上の横三点のアイコンをクリックして、動画の保存先にアクセスできます。
この「カメラ」アプリは、デフォルトでWebカメラが対応している最高の画質で画面をキャプチャしますが、そうでもない場合もあるかもれません。画面の解像度が高くないと感じた場合は、画面左上の「設定」をクリックして、「ビデオの設定」を展開し、ビデオの画質を確認したり、変更したりできます。例えば筆者が使っているのは「1080p 30fps」で画面比率が16:9になります。
以上がWindowsパソコンの内蔵機能でWebカメラの映像を録画する方法です。このツールは無料ですし、使い方も簡単で初心者の方でも手順に従えればすぐにできます。ただ、Webカメラを録画する際にパソコンのシステム音声を収録できない、また、Webカメラの映像とパソコンを画面を一緒に録画することもできない、Windows7や8のパソコンで使えないなども欠点もあります。もしそれらの要望がありましたら、別のツールを検討するのがおすすめです。
2.長時間でWebカメラの映像を録画可能 - iTop Screen Recorder
iTop Screen Recorderは、Windows10/11/8/7で使える高画質の画面録画ソフトです。Webカメラ録画機能も実装されております。その特徴は下記の通りです:
特徴
✓ PCの画面とWebカメラを一緒に収録し、ピクチャーインピクチャの形式で録画できる
✓ カメラの位置や形を変更できる
✓ Webカメラの映像だけを録画できる
✓ Webカメラの背景をぼかし、仮想背景に差し替えしたりできる
✓ パソコンのシステム音声もとマイクの音を一緒に収録できる
✓ 使い方も初心者向けでとても使いやすい
✓ 遅延がほぼなし、音ズレがない
✓ 長時間でWebカメラの動画を録画できる(有料版の場合)
デメリット
× Macに対応していない
次に、iTop Screen RecorderでWebカメラの映像を録画する方法を紹介します。無料版でもWebカメラの映像を録画できますので、まずは無料版を試してみましょう。
ステップ1、下記のボタンをクリックして、iTop Screen Recorderをダウンロード、お使いのパソコンにインストールします。
ステップ2、次に、WebカメラをPCに接続して、iTop Screen Recorderを立ち上げてください。
ステップ3、ここで、2つの方式でWebカメラの映像をキャプチャできます。
→パソコンの画面とWebカメラの映像を一緒に録画したい場合、iTop Screen Recorderの「スクリーン」の項目で「ウェブカメラ」オンにすると、Webカメラは認識され、画面上で表示されます。
→Webカメラの映像だけをキャプチャして録画した場合、「ウェブカメラ」の項目にをクリックしてください。
ステップ3、画面録画の領域を選択し、Webカメラのサイズ、位置などを変更できます。
自分の声を録音した場合は、「マイク」オプションもオンにしましょう。すべての設定が完了したら、ホットキーの「Ctrl+F9」をクリックして、Webカメラの画面キャプチャは開始されます。録画を停止したい場合。再度「Ctrl+F9」を押してください。
以上が画面録画ソフトであるiTop Screen RecorderでWebカメラの映像を録画する方法です。このツールでは録画モードが多く、音声収録も簡単に変更できます。ご興味のある方は、ダウンロードして試してみてみましょう。
3.Webカメラの映像を簡単に録画- Bandicam
Bandicamは、動画の品質を損なうことなく使いやすい画面録画ソフトです。Webカメラ録画機能も実装されており、Windows10、8、7に対応します。使い方がそんなに難しくないので、初心者の方でも利用できます。その特徴は次の通りです:
特徴
✓ PCの画面とWebカメラを一緒に録画できる
✓ カメラの位置や形を変更できる
✓ Webカメラの映像だけを録画できる
✓ パソコンの内部音声もとマイクの音を一緒に収録できる
短所
× 背景をぼかすことや仮想背景に差し替えることができない
× 無料体験版では最大10分の録画
× 無料体験版では、Bandicamのウォーターマークが表示される
× Macに対応していない
4.「玄人向け」無料で使えるWebカメラ録画ツール—OBS Studio
OBS Studioは、画面キャプチャ、ストリーミング配信、画面やWebカメラの映像の録画など、多くの起動を搭載したツールです。Windows10、7はもちろん、MacOSにも対応しております。
このツールでは、Webカメラの映像を無料で録画できます。その他、バーチャルキャラクターにもキャプチャできます。
多くの機能を追加することができますので、とても便利なツールです。ただ、このツールを使いこなせるのに時間がかかってしまいます。玄人向けのツールです。
まとめ
この記事では、Webカメラの映像を録画する方法を紹介しました。もしお役に立つことができましたら、記事をSNSに共有してただけますと幸いです。
コメントを残す *メールアドレスが公開されることはありません。