Windows7のリリースから何年も経った今でも、そのデザインを気に入って、今でもWindows7を愛用している方が多くいいます。
しかし、Windows7では一部の機能が欠けているのも事実です。例えば、Windows7に内蔵の画面録画機能が実装されていません。そのため、画面録画したい場合は、少し困ることになります。
今回の記事では、Windows7で画面録画する方法とそすすめのツールをご紹介します。ぜひご一読ください。
Windows7内蔵の「ステップ記録ツール」で画面をキャプチャする
まず、Windows7内蔵の標準画面キャプチャツールである「ステップ記録ツール」を紹介します。
この「ステップ記録ツール」を起動すると、クリックするたびの画面をキャプチャして記録できます。
元々はPCのトラブルや不具合などが起きた際に、その問題を記録するために実装されたツールですが、普段の場合でもこのツールを使ってWindows7の画面を無料でキャプチャし、記録できます。
ただ、このステップ記録ツールでは、画面全体をキャプチャするという設定になっていますので、画面の領域を選択できません。また、キャプチャした画面はZIPファイルとして保存されます。そのZIPファイルを抽出しても、ファイルの形式は.mntとなりますので、MP4として画面を録画して保存したい方に、下記で紹介したより便利な動画キャプチャツールを使ってみましょう。
以上が「ステップ記録ツール」のメリットとデメリットです。次に、このツールを利用したい方に、「ステップ記録ツール」の操作手順を簡単に説明します。
手順1.「WindowsキーとRキー」を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」というプロセスを呼び起こします。
手順2.「psr.exe」を入力し、「Enterキー」を押してください。これで、「ステップ記録ツール」を起動できます。
手順3.「記録の開始」を押すと、「ステップ記録ツール」はWindows7の画面をキャプチャし始めます。
手順4.「記録の停止」ボタンを押すと、キャプチャは停止されます。また、先ほどキャプチャした画面はステップ形式として表示されます。
記録の開始:ALT+Aを同時に押す。記録の停止:ALT+Oを同時に押す。記録の一時停止:ALT+Uを同時に押す。記録の再開:ALT+Sを同時に押す。
手順5.左上にある「保存」ボタンを押すと、ファイルはZIPとして保存されます。
Windows7を録画できる画面録画ソフト「使いやすい」
Windows7はリリースから数年も軽過しているため、一部のソフトはサポートできず、場合によってはスムーズに動作できません。次に、Windows7でもスムーズにPC画面を録画できる動画キャプチャソフトをご紹介します。
1.使い方が簡単:iTop Screen Recorder
「iTop Screen Recorder」はWindows7/8/10/11に対応した、動作の軽い高画質画面録画ソフトであります。僅か数クリックでWindows7パソコンを録画でき、使い方がとてもシンプルです。機械が苦手の方でも気軽に画面録画できます。また、ウェブカメラとWindows7パソコンの画面を一緒に録画でき、仕事場でも役に立てます。
iTop Screen Recorderの特徴は下記の通りです:
4K/HDの高画質でWindows7を画面録画
中断された録画動画を復元可能
予約録画機能で指定した日時で自動的に収録可能
GPUアクセラレーションで加速化し、高速でスムーズに録画できる
録画された動画の長さをカットし、簡単な編集ができる
録画した動画をMP4、AVI、FLV、MKV、MOV、TS、GIFとして保存できる
また、使い方もとても簡単です。次に、iTop Screen RecorderでWindows7を画面録画する方法について簡潔に説明します。
まずはiTop Screen RecorderをWindows7パソコンにダウンロードします。
次に、iTop Screen Recorderを起動、「フルスクリーン」のオプションを展開し、録画の範囲を設定します。
また、音声設定やWebカメラ、マウスの設定を行うこともできます。
設定が完了したら、ホットキーの「F9」をクリックすると、Windows7の画面を録画し、動画として保存できます。画面収録を停止したい場合は、「F9」を再度押してください。
以上です。上記の手順を従うことで、Windows7の画面を録画できます。
2.Obs Studio
「OBS Studio」とは画面録画と生放送用の無料で利用できるオープンソースソフトウェアです。Windows7のパソコンもOBS Studioを使って画面録画できます。
その特徴は下記の通りです:
100%無料で利用可能
ゲームライブ配信とウェブカメラを組み合わせて、ゲーム実況動画の録画を実現可能
音楽や文字、なおマイクの追加が可能
画像マスキング、色補正などプロな機能を備わっている
複雑な機能は初心者に対して使いにくい
3.Bandicam
「Bandicam」はDirectXでPC画面に表示される内容を録画したり、指定した枠内の動作を録画したりすることができるWindows7に対応する動画キャプチャーソフトです。
特徴:
高画質、低負荷など細かいカスタマイズの設定が可能
CFR機能に対応、Sony VegasやAdobe Premiereなどの動画編集ソフトとの互換性に優れいる
H.264ハードウェアアクセラレーションを搭載し、高画質かつ高圧縮で画面の録画が可能
録画中にリアルタイム描画機能がある
無料と有料バージョンがあり、無料版の録画時間は最長10分まで、それに、Bandicamのウォーターマーク(ロゴ)が入る
有料版は4400円
4.OCam
「OCam」はDirectXを使用したゲームの場合でもフルスクリーンで録画できるゲーム録画ソフトです。ゲーム録画だけでなく、動画キャプチャーソフトとしても非常に便利なソフトです。スムーズにWindows7で動作できます。
特徴:
無料版は広告が表示される
多種の出力形式に対応、AVI、MP4だけでなく、MKV、FLV、WMV、MOV、TS、VOB、アニメーションGIFでもサポートされる
解像度は8Kにも対応可能
日本語のサポートなし
予約録画機能なし
有料版は1PC約4485円
5.CamStudio
「CamStudio」はオープンソースで開発されている画面録画ソフトです。無料なオープンソースツールですが、使い方が難しく、技術サポートもありません。
特徴:
Windows 7に対応
録画された動画をAVI,SWF形式で保存
録画時の時間を画面に記録可能
指定した時間で録画を自動停止可能
操作が難しくて初心者に使いにくい
オンラインでwindows7の画面を録画する - インストール不要
以上はWindows7でスムーズに動作できる画面録画ソフトを紹介しました。ただ、パソコンの空き容量を占めずに、録画ソフトのインストールが嫌な方もいると思います。では、動画キャプチャーソフトのインストール不要、Windows7で画面を録画する方法について紹介します。
6.iTopオンライン録画サイト
Windows7パソコンで10分以内の動画を録画するなら、インストール不要な「iTopフリーオンラインPC画面録画ツール」を強く勧めます。ソフトをインストールせずに、簡単にWindows7パソコン表示されるすべて画面を録画できます。しかも、広告など一切ありません。ただ、サイト版を利用するなら、ウェブカメラ機能はなし、PC画面だけ録画可能です。
では、「iTopオンライン録画」の公式サイトで、Windows7での画面録画手順を説明します。
ステップ1:画面と音声設定を選択する
ステップ2:録画したい画面を選択し、共有をクリック
ステップ3:3秒間のカウントダウンが始まり、Windows7を画面録画できる
ステップ4:Windows7で画面録画を終了する
「stop」ボタンをクリックすると、画面録画を終了します。「WebMとして保存する」をクリックしたら、録画された動画をWindows7パソコンに保存することもできます。
まとめ
この記事では、Windows7で画面を録画できるツールを6つ紹介しました。簡単にゲームライブやYoutubeなどを録画したいなら、インストール不要のオンライン「iTopフリーオンラインPC画面録画ツール」を利用するだけで充分です。制限なしで録画したいならやはり画面録画ソフトが必要です。その中で、Windows7で一番スムーズに動作でき、使いやすい「iTop Screen Recorder」を勧めます。
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