YouTube動画のGIF変換の方法を知りたいと思っていませんか。GIFとは簡易的なアニメーションで、動画の一部を切り抜いて制作できます。ツールによっては簡単な手順により、初心者でも気軽にGIFを作成できるので安心してください。

今回はGIFを初めて作りたい方に、おすすめの変換方法を7つ紹介します。これを読めばGIF変換の仕組みがわかり、自分に合ったツールを見つけられるでしょう。

1.オンラインでYouTubeをGIFに変換する方法

オンラインではPCを使い、YouTubeの動画をGIFに変換できます。主なツールを3種類紹介するので、それぞれの使い方を確かめてみましょう。

1-1.Gifs.com

Gifs.comはスピーディにGIFを作成するためのサイトです。YouTubeだけでなく、FacebookやVimeoなどからも動画を作成できるなど、対応プラットフォームの広さが特徴です。編集や加工方法が簡単なので、GIFを初めて作る人も選びやすいといえます。Gifs.comの使用手順は以下のとおりです。

スピーディにGIFを作成

1.YouTubeでGIF化したい動画にアクセス

2.動画URL内の「youtube」の直前に「gif」と入力しEnterをクリック

3.gifs.comのサイトに移るので、GIFの開始および終了時間、継続時間を選ぶ

4.「GIFを作成」ボタンをクリック

5.GIFに名前をつけ、タグの追加を済ませてから「次へ」をクリックすればプレビューが可能

Gifs.comは直感的な操作で編集できることから、初心者にも使いやすいサイトです。初めてGIFを作るなら、ここで練習してもよいでしょう。

1-2.KAPWING

KAPWINGは画像や動画作成プラットフォームで、GIFの制作にも役立ちます。XやFacebook、TumblrなどさまざまなSNSでGIFを共有できるのがメリットです。手順もシンプルなので、初心者でもGIF制作に選びやすいといえます。以下のやり方でYouTube動画のGIF変換を試してみましょう。

KAPWING

1.使用中のブラウザでcom/tools/convert-videoを開く

2.GIF変換したいYouTube動画のURLを貼りつけ、左パネルの「GIF」オプションを選ぶ。変換時は動画の再生時間を10秒以下に切り取れば、適度なフレームレートで出力されやすくなる

3.「作成」をクリック

4.「ダウンロード」ボタンでGIFを保存する

適度なフレームレートでGIFを出力するには条件があるものの、KAPWINGは初心者から上級者まで使いやすいといえます。

1-3.Makeagif

Makeagifは短時間で動画をGIFに変換できるツールです。YouTubeやFacebook、ローカル画像などをキャプチャし、直感的な操作でGIFを作成できます。100分の1秒の精度で開始や終了時間を決められ、再生速度の調整も可能であるなど、柔軟に設定できる点が人気です。以下の操作手順で、MakeagifによるGIF変換ができます。

Makeagif

1.YouTube動画のリンクを入力し「CONTINUE TO EDITING」をクリック

2.GIFの再生時間や速度、品質を設定する

3.必要に応じてテキストやステッカーを追加する

4.「CONTINUE TO PUBLISHING」をクリック

初心者でも高品質のGIFを手軽に作れるのが、Makeagifの魅力です。本格的なGIFでSNSのアクセスアップを狙うなら、積極的に活用してみましょう。

2.変換ソフトでYouTubeをGIFに変換する方法

YouTube動画は、専用の変換ソフトを使ったGIF変換も可能です。とくに人気のソフトを2種類紹介するので、それぞれの使い方をチェックしてみてください。

2-1.iTop Screen Recorder

iTop Screen RecorderはWindowsに対応しており、録画だけでなく動画の編集やフォーマット変換にも対応した便利なソフトです。動画をMP4、AVI、MOV、GIFなど多様な形式に変換できるのがメリットです。インストール後、以下の手順に従えば、iTop Screen RecorderでYouTube動画を簡単でGIFに変換できます。

1.iTop Screen Recorderをインストールし、起動する

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2.「ツール」＞「高度なエディター」をクリック

ツール」＞「高度なエディター」

3.YouTube動画をインポートし、出力形式をGIFを選択してエクスポートする

出力形式をGIFを選択

iTop Screen Recorderはその高速でフォーマット変換ができ、画質を維持できるのが強みです。しかも、フォーマット変換機能が完全無料版で利用可能です。

2-2.VideoProc Converter

VideoProc ConverterはWindowsとMacの両方に対応しており、初めてGIF変換用ソフトを使う人におすすめです。動画編集や圧縮、音声変換など多用な機能を使えます。MP4、HEVC、MP3など幅広いファイル形式に対応しているのがメリットです。インストール後、以下の手順に従えば、VideoProc ConverterによるYouTube動画のGIF変換ができます。

VideoProc Converter

1.メイン画面にある「ビデオ」アイコンをクリック

2.「＋ビデオ」をクリックし、MP4動画を選択

3.「ツールボックス」のクリック後、「GIF作成」右上のボタンを選ぶ

4.変換する動画の開始および終了時間を設定し、「完了」をクリック

5.「RUN」のクリックで、MP4動画からGIFへの変換を始められる

AI技術によりこだわりのGIFを作れるのが強みです。有料プランもありますが、無料でも十分な品質のGIF動画を実現できます。

2-3.LICEcap

LICEcapもWindowsとMacの両方に対応しており、直感的な操作ができます。YouTube動画における画面上の動作を録画でき、GIFとして保存できる仕組みです。自動的にサイズを圧縮できるため、データ容量を浪費する心配もありません。このようにメリットが揃っているため、クリエイターからの人気も根強いといえます。操作方法は以下のとおりなので、誰でも気軽にGIFを作れるのが魅力です。

LICEcap

1.ソフトの枠内にMP4画面を入れ、「Record」ボタンを押す

2.保存方法の選択画面でファイル名やオプションを決め、保存すると録画開始

3.キャプチャ枠右下の「Stop」をクリックするとGIFアニメが自動的に出力される

テキストフレームやエフェクト機能などを使い、こだわりのGIFアニメーションを作れるのがLICECAPの魅力です。

3.スマホアプリでYouTubeをGIFに変換する方法

YouTubeのGIF変換は、スマホアプリでも可能です。スマホ対応ツールを2種類紹介するので、それぞれの特徴や使い方を覚えてみましょう。

3-1.PowerDirector

PowerDirectorは世界的に人気のGIF変換アプリで、信頼性が高いといえます。UI配置のわかりやすさや、充実した機能が特徴です。AIも活用しているため、GIF変換を手軽にできます。ダウンロードを済ませたら、以下の手順でGIF変換をしてみましょう。

PowerDirector

1.ホーム画面の「メディアの読み込み」ボタンをタップし、YouTube動画を読み込む

2.タイムラインに動画をドラッグ＆ドロップ

3.「書き出し」を選び「ファイル形式の選択」を「Image」、「画像種類」を「アニメーションGIF」に指定

4.画質やフレーム数を設定し「開始」をタップ

普段からスマートフォンで動画編集をするなら、PowerDirectorを試してみましょう。

3-2.GIFクラッカー

GIFクラッカーは動画のGIF変換に特化しています。解像度やフレームレートなどを調整できるため、好きな形でGIFを作ってみましょう。MP4だけでなくPNGやJPEGにも対応しているため、GIFに興味のある方は選びやすいといえます。使いこなすには、以下の手順を覚えてください。

GIFクラッカー

1.GIFファイルを選択する。カメラロールや新しく撮影した動画などから選べる

2.GIFへ変換する動画に対し、フレームレートや解像度、再生ループなどを設定する

3.GIF変換のうえ保存する

シンプルな手順だけでなく、フレームレートや解像度といったこだわりも実現しやすいので、便利なアプリです。

まとめ

今回紹介したツールの多くは、簡単な手順でYouTube動画をGIFに変換できます。ツールによっては直感的な操作や画質調整など、機能が優れています。GIFの作成方法を覚えられるように、便利なツールを見極めてください。