画面録画を行う際に、視聴者が画面上で何が起きているかを理解しやすくするために音声の適切な調整が必要です。画面上で何が起こっているかを音声で説明する場面や、画面上のアクションに合わせて効果音を挿入する場面など画面録画する時の動画音量を調整したいことがあります。

この記事では、PCやスマホで画面録画を行う際に、録画動画の音量を調整する方法について解説します。

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画面録画は役立つ場面

画面録画は様々な場面で役立ちます。その使い方はユーザー次第ですが、一般的な使い道を以下になります。

①ゲームの実況やプレイ動画の制作をするとき

最近では、ゲームの実況動画を作成する人が増えてきています。

その時に画面録画しで、実況の音声などを入れることもできるため便利に使用することができます。

②PCやスマホの操作方法を説明する動画の記録をするとき

SNSに投稿されている操作画面を録画する時にもよく使用されています。文章等で説明するより画面録画を活用して動画で説明した方が相手に伝わりやすいです。

③アプリの詳細なレビューを、実際の操作画面と共に紹介するとき

アプリのレビューを動画で紹介する時にも便利に使用させています。画面録画でアプリの使用場面を画面録画してレビュー説明をすることができます。また、動画の音量を調整することによって臨場感あふれるレビュー動画へと変身させることも可能です。

④音声が付いたメモやタスクとしての活用するとき

音声も記録可能な画面録画の機能は、画面上での操作などを音声入りのメモとして保存することできます。音声に焦点を当てた説明動画はもちろん、スケジュールやタスク管理など、自分専用のメモとして有効利用することもおすすめです。

画面録画はこのような場面で使用されることが多いですが、画面録画をしている際、気になるのが動画音量の調整する方法です。

ここから画面録画をする時の音量調整と録画動画の音量編集についてお伝えします。

画面録画の音量の調整方法

1.録画時の音量調整

画面録画は音声録音もできます。各種設定方法を確認しておくことで、外部音を録音したい場合、内部音声のみとでは設定の仕方が分かりますので注意してください。主に下記の4つの方法を覚えておくと便利です。

①音量を調整してから画面録画

画面録画をする時に内部の音声も一緒に録音したい場合は、動画音量を調整してから録画してください。録音の音量は末端の音量に準じるため、内部の音声を重視した動画制作をされる際は、録画時にボリュームを調整してみるのがおすすめです。

②外部の音を録音

PCやスマホで画面録画をする際に、外部音声を録音するには、マイクを使って自分の音声を録音します。通常、PCでは内蔵されたマイクや外部のUSBマイクを使用し、スマホでは内蔵マイクを活用します。外部音声を録音する場合は、PCではシステムサウンドを有効にする必要があります。iPhoneの場合、外部音声を録音する手順が以下に参照できます。

1.コントロールセンターから画面録画のボタンを長押ししてください。

2.マイクオーディオのオンオフを切り替えボタンが現れるので、オンにすると外部の音声などが録音できるようになります。

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アプリやソフトの操作説明動画を作ったり、ゲーム実況などで画面録画をしながら自分の声を入れたい場合は、オンにしてから録画をスタートしてください。

③内部の音声を録音しない方法

画面録画をする時、内部の音声を録音したくないという場合は、PCではオーディオ出力デバイスを無効化したり、ミュートにすることで可能です。スマホではマナーモードにしてから画面録画を開始してください。スマホ本体の音量は画面録画に反映されないため、ミュート状態でも録音されます。マナーモードにしてから画面録画をすることを忘れないでください。

④スマホの操作音や通知音を入れたくないとき

スマホの画面録画をする時に、操作音や通知音が不要な場合は、おやすみモードに設定すると音声が入らないです。

おやすみモードをオンにしておくと、画面録画に入れたくない音声や突然の通知を回避できます。また、おやすみモード内の通知設定が「常に通知を表示しない」であるかどうかもポイントになりますので、忘れなく確認してください。

2.録画後の音量編集

これまでの手順で、画面録画をする時の音量調整について理解できました。ただし、いつも思い通りに画面録画ができるわけではありません。

画面録画の後は、動画編集アプリを利用して再確認することをお勧めします。動画音量の調整や必要な部分のカットなどが同時にできるので、非常に便利です。

画面録画の音量調整におすすめのソフト

PCやスマホを使用しての動画音量を調整するおすすめソフトをご紹介します。

パソコンの場合

「CapCut」はショート動画時代を築いたTikTokの運営会社が提供している動画編集ソフトです。このツールでは、「声の変更」「動画のカット・トリミング」「ぼかし・モザイクの追加」「音楽の挿入」「字幕の追加」「動画の結合」といったさまざまな機能が利用できます。また、TikTokのテンプレートも搭載されているので、幅広い編集ができることが特徴的です。PCを使用して「CapCut」で動画音量を調整する手順についてご紹介します。方法は、3つあります。

①繊細に動画音量を調整する

オーディオをクリック、動画音量を調整

動画のメイン画面右上部のオーディオをクリックすると、動画音量を調整することができます。スライダーでもクリックでも微調整をしながら音量の調整ができます。また、フェードイン・フェードアウトなどの加工もできます。

②オーディオのタイムラインから直接的に調整をする

タイムラインを選択、直接音量を調整

加工したいタイムラインを選択して、マウスの左ボタンを押しながら上下に動かすことで、直接的に音量を調整できます。直感的に操作して動画音量を上げることや消音にすることができます。部分的な調整はタイムラインをカットして編集してください。

③ワンクリックで消音へと音量調整をする

消音で音量調整

好きなタイムラインの左側にあるオーディオマークをクリックするだけで、消音にすることができます。その他、細かいことができるソフトなので一度はお試ししてみてください。

スマホの場合

スマホの場合は、iPhone・Androidどちらでも使用できるアプリをご紹介します。

ここでは、Apple Storeで評価「4.5」と高評価な動画編集アプリである「VivaVideo」での動画音量を上げる方法をお伝えします。

「VivaVideo」は、無料でありながら、高品質で高度な動画編集ができるアプリとして人気がある編集ソフトです。スマホで画面録画をして、そのまま「VivaVideo」で編集ができます。少し高度な編集がしたい方は、お手頃なサブスク制度も用意されています。

タイムラインを選択

まずは、音量を調整したいタイムラインを選択します。そして、「音量」をタップすると画面が変わります。

左右で動かすことで音量を調整

後は、左右にスライダーで動かすことで音量を調整することができます。右にスライドさせると動画音量を上げることができます。部分ごとに調整したい場合は、タイムラインをカットして音量の調整をするだけでできます。

まとめ

今回は、画面録画の音量に関することを説明しました。画面録画機能を活用し、これからのスマホライフを一層快適で素晴らしいものにしていただけると嬉しいです。SNSの投稿用の動画だけではなく、日常的な家族やご友人とのコミュニケーションとして活用されると、幅が広がったやり取りができます。