日常生活を切り立った動画やDVDなど、動画を再生する機会は山ほどあります。そうなってくると気になるのが、動画再生ソフトの性能です。WindowsにもMacにも標準ソフトとして動画プレイヤーは入っていますが、対応ファイル形式などの課題があります。

そこで今回は標準ソフトに変わるおすすめの動画再生ソフトを5つ紹介していきます。

Part1.動画再生ソフトをおすすめする理由

MacやWindowsに標準で入っている動画プレイヤーは、容量が小さく動作が軽いという利点がありますが、対応する形式に限りがあります。そのため、マイナーなファイル形式の動画を再生したい場合は、別の動画再生ソフトをダウンロードする必要があります。一応、再生不可の形式を標準ソフトでも再生できるように変換するという事も出来ますが、いちいち変換するのは非効率的です。

一方、動画再生ソフトは対応形式が豊富で、わざわざ動画を変換するような手間もかかりません。また、編集機能を搭載している事も多いため、「この部分はいらないからカットしたい」という時もその場で編集できます。もちろん、簡単な編集程度なら初心者でもすぐに行えるため、難しく考える必要もありません。

まとめると、有名なファイル形式を再生したいだけなら標準ソフトでも問題ありませんが、様々な動画形式を一気に見たい場合や簡単な編集を加えたい場合は動画再生ソフトの導入がおすすめです。

Part2.おすすめの動画再生ソフトを5つ紹介

・Media Player Classic

Media Player Classicは非常に多くの形式に対応していながら、「動作は軽く操作はシンプルに」を目指したWindows用の無料の動画再生ソフトです。インターフェースが標準動画プレイヤーでもあるWindows Media Playerと似ているため、初めてでも何となく操作が分かるかと思います。

この動画再生ソフトのメリットは【操作が軽い】【機能が充実】という点。Windows7でも問題なく動作するほど軽いソフトでありながら、ファイルの好きな場面へのショートカットを作成する「お気に入り」や色調補正などの機能面も不便に感じる事はありません。

これといって難しい部分がないため、標準ソフトの拡張版のような使い方をしたい場合におすすめです。

・PotPlayer

PotPlayer

PotPlayerは様々なファイル形式に対応しているWindows用の無料動画再生ソフトで、The KMPlayerの後継ソフトです。このような多ファイル形式に対応したソフトは別途でプラグインを導入しなければならない事もありますが、PotPlayerは単体で動作するのが特徴。また、区間リピートや映像の上下反転などの簡単な機能も搭載されています。

この動画再生ソフトのメリットは【ファイル形式対応】と【軽量】という点。有名なMP4やAVIはもちろん、SKMなどのマイナーなファイル形式にも対応しています。シンプルなインターフェースのおかげで軽量かつ動作も軽いため、低スペックのパソコンでもサクサク動けるのもおすすめポイントです。 

・GridPlayer

GridPlayerは今まで紹介したような動画プレイヤーとは少々趣が異なるソフトで、複数の動画を格子状に表示させて再生できるWindows用の無料動画再生ソフトです。VLC media playerがベースとなっているため、多くのファイル形式に対応している事も特徴。

この動画再生ソフトのメリットは言うまでもなく【同時再生】にあります。格子状に再生できるようなソフトは珍しい上に、GridPlayerは更新頻度もそれなりに多いほう。その特性上、使いたいという人は限られますが、特定の人にはかなりおすすめできるソフトです。

・RE PLAYER

RE PLAYERは主にカスタマイズ性を重視しているWindows用の無料動画再生ソフトで、ショートカットキーの振り分けやツールバーのボタン配置などを自分好みにカスタマイズできる事が特徴。対応ファイル形式はシステム依存となるため多くはありませんが、有名どころはおおむね再生可能です。

この動画再生ソフトのメリットは【カスタマイズ性】にあります。何度も動画を再生していると、どうしても「こういった機能が欲しい」や「このボタンでこうしたい」といった事が増えていきます。そういった時はショートカットキーやボタン配置の設定ができる本ソフトがおすすめです。

・MPC-BE

MPC-BEは上述したMedia Player Classicの機能を拡張したWindows用の無料動画再生ソフトで、やや容量が大きくなったかわりにシークバーにプレビュー機能を搭載するといった便利な機能が使用できます。また、ベース元と同じく様々なファイル形式に対応している点もおすすめポイントです。

この動画再生ソフトのメリットは【多機能】であること。特にシークバーに合わせる事でプレビューを表示させる機能は、長い動画を視聴する際に必要不可欠な機能と言えます。

まとめ

今回はおすすめの動画再生ソフトをご紹介していきました。どれも自信を持っておすすめできるソフトですが、拡張性や対応ファイル形式の多さなど魅力的な点はそれぞれ異なります。自分の環境に合ったソフトを選びましょう。